正答3
解説
正解は3です。
記憶は、言葉で覚える言語性記憶と、図形などで覚える視覚性記憶に分けられます。
各検査が主に何を測るものかを確認します。
【選択肢別解説】
1:× RBMT(Rivermead Behavioural Memory Test:リバーミード行動記憶検査)は、日常生活で必要な記憶を総合的にみる検査です。
人の名前や約束、道順など、言語と視覚の両方の課題を含みます。
2:× WCST(Wisconsin Card Sorting Test:ウィスコンシンカード分類検査)は、遂行機能を測る検査です。
分類の規則を推測し、柔軟に切り替える能力をみます。
3:○ RAVLT(Rey Auditory Verbal Learning Test:Rey聴覚性言語学習検査)は、言語性記憶を測る検査です。
15個の単語を聞いて覚える課題を繰り返し、学習と再生の能力を評価します。
4:× Digit Span(数唱)は、数字を順唱・逆唱する課題です。
注意の範囲や短期記憶、ワーキングメモリーをみる検査で、記憶の学習機能を測るものではありません。
5:× Letter Cancellation Test(文字抹消検査)は、決められた文字を探して消す課題です。
選択性注意や半側空間無視をみる検査です。
【ポイント】
言語性記憶はRAVLTや三宅式記銘力検査、視覚性記憶はRey複雑図形やBenton視覚記銘検査で評価します。
日常記憶はRBMTで評価すると整理しておきます。