正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
脳波は周波数により、δ波(4Hz未満)、θ波(4〜8Hz未満)、α波(8〜13Hz)、β波(13Hzを超えるもの)に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 安静閉眼時にみられるα波は、開眼すると抑制されて減少します。
これをα波の抑制(α blocking)といい、正しい記述です。
2:× β波はα波より周波数が大きい(速い)波です。
正しい記述です。
3:× ノンレム睡眠の深い段階では、δ波などの高振幅の徐波が出現します。
正しい記述です。
4:× 小児の脳波は成長とともに速くなり、成人より背景活動の周波数が低い(遅い)のが特徴です。
正しい記述です。
5:○ 成人の安静・覚醒・閉眼時の背景活動はα帯域(8〜13Hz)で、後頭部に優位にみられます。
θ帯域ではないため、誤りです。
θ波は成人では眠気が出てきたときなどにみられます。
【ポイント】
成人の安静覚醒閉眼時はα波が基本で、開眼や精神活動で抑制されます。
覚醒時の成人で徐波(θ波・δ波)が多い場合は、意識障害や脳の器質的障害を疑います。