正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
遠心性収縮は、筋が力を出しながら引き伸ばされる収縮様式です。
重力に従う動きをゆっくり制御するときに、その動きと逆の作用をもつ筋に生じます。
【選択肢別解説】
1:× 手を頭上に挙げるとき、三角筋前部線維は重力に抗して肩を屈曲させます。
筋が短縮しながら働く求心性収縮です。
2:○ 懸垂で体を下ろすときは、重力で肘が伸ばされる動きを上腕二頭筋がゆっくり制動します。
筋が伸ばされながら力を出す遠心性収縮です。
3:× 腕立て伏せで肘を伸ばすとき、上腕三頭筋は体を押し上げるために短縮して働きます。
求心性収縮です。
4:× 椅子から立ち上がるとき、大腿四頭筋は膝を伸ばして体を持ち上げます。
筋が短縮しながら働く求心性収縮です。
5:○ しゃがみ込むときは足関節が背屈し、ヒラメ筋は下腿が前に倒れるのを制動しながら伸ばされます。
遠心性収縮です。
【ポイント】
「体を下ろす・しゃがむ・座る」など重力に任せる動きでは、反対側の筋が遠心性に働きます。
同じ筋でも上げるときは求心性、下ろすときは遠心性になります。