正答1
解説
正解は1です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(初期評価で得るべき情報として不適切なもの)です。
躁病相では気分の高揚や易怒性があり、病識が乏しいことが多いです。
初期評価では、本人を刺激しすぎずに客観的な情報を集めることが大切です。
【選択肢別解説】
1:○ 躁状態では自分の言動を問題と認識していないことが多く、本人の捉え方は正確な情報になりにくいです。
問題行動を本人に問うと、反発や興奮を招いて治療関係を損なうおそれもあるため、初期評価で求める情報として不適切です。
2:× 本人が社会で担ってきた役割は、病前の生活や回復後の目標を考える材料になります。
初期評価で得るべき情報です。
3:× 処方薬の内容は、気分安定薬の副作用(ふらつき、手のふるえなど)や鎮静の程度を知るうえで必要です。
作業療法中の安全管理に欠かせない情報です。
4:× 睡眠時間の減少は躁状態の重要な指標であり、病状の把握に役立ちます。
初期評価で確認すべき情報です。
5:× 物質使用障害や身体疾患などの併存疾患は、活動の負荷やリスク管理に影響します。
初期評価で確認すべき情報です。
【ポイント】
躁病相の初期は、刺激を減らし、客観的情報(睡眠・服薬・身体状況・生活歴)を中心に集めます。
病識の確認や内省を促す関わりは、状態が落ち着いてから行います。