正答5
解説
正解は5です。
認知症の人への心理社会的な介入法の名称と、その内容の対応を問う問題です。
日時や場所などの正しい情報を繰り返し示すのは、見当識の障害に働きかける方法です。
【選択肢別解説】
1:× 作業回想法は、昔使っていた道具や昔の作業を手がかりに、過去の経験を思い出して語り合う方法です。
正しい情報を繰り返し示す方法ではありません。
2:× ユマニチュードは、見る・話す・触れる・立つの4つの柱で、相手を尊重していることを伝えるケアの技法です。
3:× ルーティン化療法は、前頭側頭型認知症にみられる常同行動を利用し、望ましい行動を日課として定着させる方法です。
4:× バリデーション療法は、認知症の人の言動を訂正せず、その背景にある感情を受け止めて共感する方法です。
正しい情報を示して誤りを正す方法とは考え方が異なります。
5:○ リアリティオリエンテーション(現実見当識訓練)は、日時、場所、人物などの正しい情報を、日常の会話や掲示板などで繰り返し示して見当識を補う方法です。
【ポイント】
リアリティオリエンテーションには、日常生活の中で随時行う24時間リアリティオリエンテーションと、少人数で定期的に行うクラスルームリアリティオリエンテーションがあります。
「訂正する」リアリティオリエンテーションと「受容する」バリデーションの対比が頻出です。