正答2
解説
正解は2です。
統合失調症の治療と経過、支援制度についての基本的な知識を問う問題です。
統合失調症は再発しやすい疾患で、薬物療法の継続と心理社会的支援の組合せが再発予防の基本です。
【選択肢別解説】
1:× 症状が寛解した後も、薬物療法を中止すると再発の危険が高くなります。
再発予防のため、維持療法として継続するのが原則です。
2:○ 家族心理教育で家族が病気の知識と対応の方法を学ぶと、家族の感情表出(EE)が適切になり、再発率が低下することが示されています。
3:× 精神病未治療期間(DUP)は、発症から治療開始までの期間です。
DUPが長いほど予後が悪いとされ、早期発見・早期治療が重視されています。
4:× 急性増悪期は症状が強く、服薬の練習に取り組める状態ではありません。
服薬自己管理の練習は、病状が安定した回復期以降に行います。
5:× 障害者試行雇用(トライアル雇用)は、精神障害者も対象となる制度です。
一定期間試行的に雇用し、本採用への移行を目指します。
【ポイント】
統合失調症の再発予防の柱は、服薬継続、家族心理教育、本人への心理教育(再発の注意サインの把握)です。
高EE(批判的・敵意的・過度の巻き込まれ)の家族と暮らす患者は再発率が高いことも頻出です。