20 歳の女性。
高校卒業後、コンビニエンスストアの仕事についた。
2年が経過した頃、人手不足もあり業務に追われる状態が続いた。
次第に集中困難、頭が回らない感覚、不眠、動悸や呼吸困難感が現れ始め、休職するに至った。
約1か月の自宅療養で呼吸困難感は軽減したが、頭痛、めまいによる歩行のふらつき、不眠が出現し、たえず漠然とした不安に襲われ外に出られなくなった。
その様子を心配した家族が本人を連れて精神科を受診し、外来作業療法が導入された。
導入時の作業療法で最も適切なのはどれか。
正答1
解説
過重労働を契機に不安・動悸・呼吸困難・不眠が出現し、療養後も漠然とした不安で外出できなくなった不安症圏の患者の導入期では、心身の緊張を和らげる低負荷の活動が適切である。
全身のストレッチはリラクセーション効果が高く、本人の負担も少ないため導入に最も適する(正答1)。
高負荷の歩行訓練・ワークサンプル法・遂行機能の認知リハ・接客場面のSSTは、いずれも導入期には負荷や課題性が高く、不安を増強するため不適切である。