正答2
解説
正解は2です。
軽度認知障害(MCI)は、本人や家族から記憶などの低下の訴えがあり、検査でも認知機能の低下がみられるものの、日常生活はおおむね自立している状態です。
認知症の前段階にあたり、一部は認知症に進行する一方、正常に戻る人もいます。
【選択肢別解説】
1:× 5%は実際の有病率より少ない値です。
我が国の調査では、高齢者のMCIは認知症とほぼ同じ規模で存在するとされています。
2:○ 2012年時点の厚生労働省研究班の推計では、65歳以上の高齢者のMCIの有病率は約13%(約400万人)とされています。
選択肢の中では15%が最も近く、適切です。
3:× 35%は実際の有病率より多すぎる値です。
高齢者の3人に1人がMCIという推計はありません。
4:× 50%は実際の有病率より大幅に多い値です。
高齢者の半数がMCIという推計はありません。
5:× 70%は実際の有病率とかけ離れた値です。
高齢者の大多数がMCIという推計はありません。
【ポイント】
同じ推計で、65歳以上の認知症の有病率は約15%(約462万人)とされ、MCIと認知症をあわせると高齢者の4人に1人程度になります。
MCIの段階での運動や社会参加などの取り組みが、認知症の予防として注目されています。