正答1
解説
正解は1です。
遺伝性の神経筋疾患では、病気ごとに遺伝形式が決まっており、家族への説明や遺伝相談に必要な知識です。
常染色体優性遺伝、常染色体劣性遺伝、伴性(X連鎖)劣性遺伝の代表的な疾患を整理します。
【選択肢別解説】
1:○ 筋強直性ジストロフィーは、常染色体優性遺伝の疾患です。
原因遺伝子の3塩基の繰り返しが世代を経るごとに伸び、発症が早く重くなる表現促進現象がみられます。
2:× 脊髄性進行性筋萎縮症は、常染色体劣性遺伝の疾患です。
伴性劣性遺伝ではありません。
3:× Becker型筋ジストロフィーは、伴性劣性遺伝の疾患です。
ジストロフィン遺伝子の異常によるもので、Duchenne型より軽症です。
4:× Duchenne型筋ジストロフィーは、伴性劣性遺伝の疾患で、主に男児に発症します。
常染色体優性遺伝ではありません。
5:× Huntington病は、常染色体優性遺伝の疾患です。
伴性劣性遺伝ではなく、筋強直性ジストロフィーと同じく表現促進現象がみられます。
【ポイント】
伴性劣性遺伝はDuchenne型・Becker型筋ジストロフィー、常染色体優性遺伝は筋強直性ジストロフィー・Huntington病・顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー、常染色体劣性遺伝は脊髄性筋萎縮症・福山型先天性筋ジストロフィーと覚えます。