正答5
解説
正解は5です。
悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球が腫瘍化した病気で、主にリンパ節やリンパ組織に腫瘤をつくります。
大きくホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分けられ、日本では非ホジキンリンパ腫が大部分を占めます。
【選択肢別解説】
1:× 悪性リンパ腫では、首やわきの下などのリンパ節が腫れて腫瘤をつくることが多く、腫瘤形成は典型的な所見です。
稀ではありません。
2:× 多発性骨髄腫は、B細胞が成熟した形質細胞の腫瘍です。
T細胞に由来するという記述は誤りです。
3:× 日本の悪性リンパ腫では、B細胞性リンパ腫が過半数を占めています。
15%という記述は実際よりはるかに少なく、誤りです。
4:× 日本では、悪性リンパ腫の約9割が非ホジキンリンパ腫です。
5%を占めるという記述は誤りで、少ないのはホジキンリンパ腫のほうです。
5:○ 悪性リンパ腫は、B細胞やT細胞、NK細胞などのリンパ球を発生母体とする悪性腫瘍です。
定義そのものであり、正しい記述です。
【ポイント】
ホジキンリンパ腫は病理で特徴的な大型の細胞(Reed-Sternberg細胞)がみられ、欧米に比べ日本では少ない病型です。
悪性リンパ腫の全身症状として、発熱・体重減少・寝汗(B症状)が知られています。