正答2
解説
正解は2です。
エネルギー代謝率(RMR)は、ある作業がどの程度の強さかを、その人の基礎代謝量を基準にして表す指標です。
作業時の代謝量から安静時の代謝量を引いたものを労作代謝量とよび、これを基礎代謝量で割って求めます。
【選択肢別解説】
1:× 内的仕事量と全仕事量の比は、エネルギー代謝率の計算式ではありません。
エネルギー代謝率は代謝量(消費エネルギー)を基に計算します。
2:○ エネルギー代謝率は、労作代謝量(作業時代謝量−安静時代謝量)を基礎代謝量で割って求めます。
作業そのものに使われたエネルギーが基礎代謝量の何倍かを表すため、正しい計算式です。
3:× 基礎代謝量を体表面積で割ったものは、体表面積あたりの基礎代謝量を表す値です。
作業の強さを示すエネルギー代謝率ではありません。
4:× エネルギー代謝率の分母は、安静時代謝量ではなく基礎代謝量です。
安静時代謝量を基準にする指標とは区別します。
5:× 基礎代謝の実測値と基準値の比は、その人の基礎代謝が標準と比べてどの程度かを示す値です。
作業の強さを示す指標ではありません。
【ポイント】
エネルギー代謝率(RMR)は基礎代謝量、メッツ(METs)は安静座位の代謝量を基準とする点が違います。
安静時代謝量は基礎代謝量のおよそ1.2倍とされ、2つの基準を混同しないことが大切です。