正答5
解説
正解は5です。
膵液は膵臓の外分泌部から十二指腸に分泌される消化液で、炭水化物・タンパク質・脂肪のすべてを分解する酵素を含みます。
分泌は消化管ホルモンと迷走神経によって調節されています。
【選択肢別解説】
1:× 膵液は炭酸水素イオンを多く含み、アルカリ性を示します。
胃から送られてきた酸性の内容物を中和する働きがあります。
2:× 膵液には脂肪を分解するリパーゼが含まれています。
ほかにアミラーゼやトリプシノーゲンなども含まれます。
3:× インスリンは膵臓のランゲルハンス島のB細胞から血液中に分泌されるホルモンで、膵液の成分ではありません。
膵液の主な成分は水、炭酸水素イオン、消化酵素です。
4:× 膵液の分泌量は1日に約1,000〜1,500mLとされ、300mLよりはるかに多い量です。
5:○ セクレチンは、酸性の胃内容物が十二指腸に入ると分泌される消化管ホルモンです。
膵臓に作用して、炭酸水素イオンに富む膵液の分泌を促進します。
【ポイント】
セクレチンは炭酸水素イオンの多い膵液、コレシストキニンは消化酵素の多い膵液の分泌と胆嚢の収縮を促します。
膵臓は、消化液を出す外分泌と、インスリンやグルカゴンを出す内分泌の両方を担う臓器です。