正答2
解説
正解は2です。
反復唾液嚥下テスト(RSST)は、30秒間にできるだけ多く空嚥下(唾液をのみ込む動作)をしてもらい、その回数を数える嚥下障害のスクリーニング検査です。
検者は喉頭隆起と舌骨に指を当て、喉頭が指を越えて上がり、もとに戻った回数を数えます。
【選択肢別解説】
1:× 1回をカットオフ値とする基準はありません。
1回しかできない場合は、嚥下障害の疑いが強い状態です。
2:○ RSSTは30秒間に3回未満(2回以下)を異常とし、3回がカットオフ値です。
2回以下の場合は誤嚥の可能性があるとして、詳しい評価に進みます。
3:× 5回はカットオフ値ではありません。
30秒間に5回できれば、スクリーニングとしては正常の範囲です。
4:× 7回はカットオフ値ではありません。
健常者の目安を大きく上回る回数です。
5:× 9回はカットオフ値ではありません。
RSSTの判定基準として用いる値ではありません。
【ポイント】
RSSTは水や食物を使わずに安全に行えるのが利点で、改訂水飲みテスト(MWST)や食物テストと組み合わせて評価します。
理解力が低い患者では指示どおりに空嚥下ができず、正しく評価できないことがあります。