正答4
解説
正解は4です。
男性の性機能は、勃起は主に副交感神経、射精は主に交感神経と体性神経が担います。
性的な刺激は、大脳の辺縁系などで処理されたのち、脊髄の中枢を介して反応を起こします。
【選択肢別解説】
1:× 反射性の勃起中枢は、腰髄ではなく仙髄(S2〜S4)にあります。
心因性の勃起には胸腰髄の経路も関わります。
2:× 陰茎海綿体神経は副交感神経を含み、陰茎の動脈を拡張させます。
動脈を収縮させる作用ではありません。
3:× 精液を尿道へ送り出す泄精(射出)は交感神経の作用で起こります。
副交感神経ではありません。
4:○ 視覚や想像などによる性的な刺激は、大脳辺縁系や視床下部で処理され、勃起を引き起こします。
性的刺激による勃起に辺縁系が関与するという記述は正しいです。
5:× 射精後の精子が女性の生殖器内で生存できるのは、通常2〜3日程度とされます。
1週間程度ではありません。
【ポイント】
勃起は副交感神経(Point)、射精は交感神経(Shoot)という「Point and Shoot」の覚え方が有名です。
脊髄損傷では損傷レベルによって勃起や射精の障害のされ方が異なります。