正答3
解説
正解は3です。
写真には、台の上に立てられた細長い透明の筒(底に小さなコルクが入っている)、水の入った大きな透明容器、L 字に曲がった細い針金、小さな透明の筒、キャップが写っています。
これは、筒にも容器にも直接手を触れずに、底のコルクを取り出す課題の道具です。
筒の中に水を注いでコルクを浮かせるという解決策を、自分で計画して実行できるかをみます。
【選択肢別解説】
1:× CBS(Catherine Bergego Scale)は、半側空間無視が日常生活のどの場面に現れるかを観察して評価する尺度です。
道具を使う検査ではありません。
2:× MFT(脳卒中上肢機能検査)は、上肢の挙上やつまみ動作などで脳卒中後の上肢機能を評価する検査です。
写真の道具は使いません。
3:○ BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)の下位検査「行為計画検査」で使う道具です。
水を注いでコルクを浮かせるという手順を計画し、順序立てて実行できるかで遂行機能を評価します。
4:× STEF(簡易上肢機能検査)は、大きさや形の異なる物品をつまんで移動させる時間を測り、上肢の動作能力を評価する検査です。
写真の道具とは異なります。
5:× SLTA(標準失語症検査)は、聴く・話す・読む・書く・計算の言語機能を評価する失語症の検査です。
写真の道具は使いません。
【ポイント】
BADS は、規則変換カード検査、行為計画検査、鍵探し検査、時間判断検査、動物園地図検査、修正6要素検査の6つの下位検査で構成されます。
日常生活に近い課題で遂行機能を評価する点が特徴です。