正答3
解説
正解は3です。
気分安定薬は、躁とうつの気分の波を抑え、再発を防ぐ目的で用いる薬です。
炭酸リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンなどが代表的です。
【選択肢別解説】
1:× 気分変調症は、軽いうつ状態が長く続く疾患です。
治療の中心は抗うつ薬や精神療法で、気分安定薬による再発予防の対象ではありません。
2:× 血管性うつ病は、脳血管障害を背景に起こるうつ病です。
治療は抗うつ薬と脳血管障害の管理が中心です。
3:○ 双極性障害は、躁状態とうつ状態を繰り返す疾患です。
気分安定薬は再発を防ぎ、病相の頻度を減らす維持療法の中心となります。
4:× 適応障害は、明らかなストレスへの反応として起こる疾患です。
治療はストレス因の調整や精神療法が中心です。
5:× 非定型うつ病は、過眠や過食、気分の反応性を特徴とするうつ病です。
治療の中心は抗うつ薬や精神療法です。
【ポイント】
双極性障害の維持療法では、炭酸リチウムなどの気分安定薬を長く続けます。
炭酸リチウムは有効血中濃度の幅が狭く、中毒に注意が必要です。