正答5
解説
正解は5です。
境界性パーソナリティ障害では、見捨てられ不安、不安定な対人関係、衝動的な自傷行為などがみられます。
治療者を理想化したり激しく攻撃したりするため、治療の枠組みを一貫して守ることが治療の基本になります。
【選択肢別解説】
1:× 治療者への依存を促すと、見捨てられ不安や操作的な行動が強まります。
適度な距離を保つことが必要です。
2:× 薬物療法を行わないわけではありません。
衝動性や抑うつ、不安などの症状に対して補助的に用いられます。
3:× 長期入院は依存や退行を招きやすく、適応を悪化させることがあります。
入院は危機的な状況での短期間が原則です。
4:× 他の患者との交流を禁じる必要はありません。
集団の中で対人関係を学ぶことも治療の一部になります。
5:○ 面接の時間や回数、ルールなどの治療的枠組みを崩さないことが大切です。
枠組みが一定であることで、患者は安心感を得て行動化が抑えられます。
【ポイント】
境界性パーソナリティ障害への対応は「一貫性・枠組みの維持・チームで同じ対応」が原則です。
弁証法的行動療法などの構造化された治療も有効とされます。