自宅で電話の応対ができないといった認知症症状の進行があり、意思疎通の困難さがあるが、介助者が注意していれば日常生活は自立できている。
認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
認知症高齢者の日常生活自立度判定基準は、Ⅰ〜Ⅳと M のランクで判定します。
ランクⅡは「症状や意思疎通の困難さが多少みられても、誰かが注意していれば自立できる」状態です。
そのうち家庭外で問題がみられればⅡa、家庭内でもみられればⅡbです。
【選択肢別解説】
1:× Ⅱaは道に迷う、買い物や金銭管理でミスが目立つなど、家庭外で問題がみられる状態です。
本例は家庭内の電話応対もできないため、Ⅱaにとどまりません。
2:○ Ⅱbは、服薬管理ができない、電話の応対や訪問者への対応ができないなど、家庭内でも問題がみられる状態です。
注意していれば自立できる点も合わせて本例と一致します。
3:× Ⅲaは日中を中心に日常生活に支障のある症状が時々みられ、介護を必要とする状態です。
本例は介護がなくても自立できています。
4:× Ⅲbは夜間を中心に症状がみられ、介護を必要とする状態です。
本例とは当てはまりません。
5:× Ⅳは症状が頻繁にみられ、常に介護を必要とする状態です。
本例より重い段階です。
【ポイント】
「Ⅱは見守りで自立、Ⅲは時々介護、Ⅳは常に介護」と段階で覚えます。
Ⅱのa・bは家庭外か家庭内か、Ⅲのa・bは日中か夜間かで分けます。