32歳の女性。
8歳の娘が担任の先生の勧めで1週前に精神科を受診し、注意欠如・多動性障害と診断を受けた。
放課後等デイサービスを利用することになり、作業療法士がこの女性と面接したところ「集中力が続かないし、物忘れもひどかったけど、まさか自分の子どもが障害児なんて思っておらずいつも叱っていた。
お友達ともうまくいっていない状況が続いており、とても心配していた。
これからどうしたら良いでしょうか」と話す。
この時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
正答5
解説
子どもが障害と診断された直後の母親は、ショックや混乱、自責の念を抱えている段階である。
この時点での作業療法士の対応として最も適切なのは、まず不安を受け止めることである。
障害受容の過程において、初期段階では情報提供よりも心理的サポートが優先される。
不適切な対応の指摘は母親を追い詰める。
障害の解説は心理的に安定してから行う。
他の親に会わせることも準備段階として時期尚早。
障害は改善すると安易に伝えるべきではない。