正答
解説
本問は採点除外(厚生労働省により採点除外)です。
厚生労働省が公表した理由は「選択肢において正解を得ることが困難なため」です。
体幹の伸展と右回旋の両方に作用する筋を1つ選ぶ問題です。
どの肢が問題とされたかは公表されていませんが、選択肢の中に、伸展と右回旋の両方に働くと確定できる筋はありません。
【選択肢別解説】
1:△ 右最長筋は脊柱起立筋の1つで、両側が働くと体幹を伸展させ、片側では同側(右)に側屈させます。
同側への回旋を補助するとする教科書もありますが、回旋作用を挙げない教科書もあり、正解と確定できません。
2:× 右多裂筋は体幹を伸展させますが、片側が働くと体幹を反対側(左)へ回旋させます。
伸展と右回旋の両方には当てはまりません。
3:× 右半棘筋は体幹や頭頸部を伸展させますが、片側が働くと反対側(左)へ回旋させます。
伸展と右回旋の両方には当てはまりません。
4:× 右腰方形筋は、主に体幹を同側(右)に側屈させ、骨盤を引き上げる筋です。
回旋の作用はほとんどありません。
5:× 右内腹斜筋は体幹を同側(右)に回旋させますが、体幹を屈曲させる筋です。
伸展の作用はありません。
【ポイント】
体幹の回旋筋は、同側に回旋させる内腹斜筋と、反対側に回旋させる外腹斜筋・多裂筋・回旋筋・半棘筋に分けて覚えます。
脊柱起立筋(腸肋筋・最長筋)は伸展と同側への側屈が主な作用で、回旋作用の記載は教科書によって異なります。