正答4
解説
正解は4です。
帯状疱疹の発症のしくみと症状を問う問題です。
帯状疱疹は、子どものころにかかった水痘のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が神経節に潜み、免疫力の低下などで再び活性化して起こります。
【選択肢別解説】
1:× 帯状疱疹の発疹は、1本の神経が支配する皮膚の範囲に沿って、体の片側に帯状に現れます。
左右対称にはなりません。
2:× 帯状疱疹は新たな感染の数日後に起こるのではなく、潜伏していたウイルスの再活性化で発症します。
初めての感染で起こるのは水痘です。
3:× Koplik斑は、麻疹(はしか)の初期に頬の粘膜に現れる白い小斑点です。
帯状疱疹ではみられません。
4:○ 帯状疱疹では神経が傷つき、衣服が触れるなど通常は痛くない刺激でも痛みを感じるアロディニア(異痛症)が生じます。
帯状疱疹後神経痛として長く続くこともあります。
5:× 胸や腹を帯で締め付けられるような帯状絞扼感は、脊髄の腫瘍や炎症などで神経根が障害されるときに典型的にみられる症状です。
帯状疱疹の特徴的な症状ではありません。
【ポイント】
帯状疱疹は「片側性・神経の支配領域に沿う・強い痛み」が特徴です。
高齢者では帯状疱疹後神経痛が残りやすく、早期の抗ウイルス薬の投与が重要です。