正答1
解説
正解は1です。
TEACCHプログラムの対象を問う問題です。
TEACCH(Treatment and Education of Autistic and related Communication-handicapped Children)は、米国ノースカロライナ州で始まった包括的な支援プログラムです。
【選択肢別解説】
1:○ TEACCHは自閉症(自閉スペクトラム症)の人とその家族を対象としたプログラムです。
物理的構造化やスケジュールの視覚化などにより、本人が環境を理解し自立して活動できるよう支援します。
2:× 素行障害は、他者の権利を侵害する反社会的な行動を繰り返す障害です。
行動療法や家族への支援などが中心で、TEACCHの対象ではありません。
3:× 選択性緘黙は、家庭では話せるのに学校など特定の場面で話せなくなる状態です。
不安への対応が中心で、TEACCHの対象ではありません。
4:× チック障害は、突然起こる不随意な運動や発声を繰り返す障害です。
TEACCHの対象ではありません。
5:× 反応性愛着障害は、養育者との安定した愛着が形成されなかったことによる障害です。
養育環境の改善や愛着関係の再構築が支援の中心です。
【ポイント】
TEACCHの中心技法は「構造化」で、場所・時間・手順・課題を視覚的にわかりやすく示します。
自閉症の視覚優位の特性を生かす支援として、作業療法でも広く活用されています。