正答3
解説
正解は3です。
わが国の透析患者の動向と、透析患者における身体活動の意義を問う問題です。
透析患者は高齢化が進み、身体機能の低下が生活の質や予後に大きく影響することがわかっています。
【選択肢別解説】
1:× 透析導入の原因疾患として、慢性糸球体腎炎の割合は年々減少しています。
1998年以降は糖尿病性腎症が第1位です。
2:× 透析患者数は出題当時まで一貫して増加を続けており、減少はしていません。
3:○ 透析患者では、身体活動量が少ないほど死亡率が高いことが報告されています。
身体活動量の維持は生命予後の改善に重要であり、腎臓リハビリテーションが推奨されています。
4:× 透析導入の大部分は血液透析であり、腹膜透析はごく一部にとどまります。
5:× 透析患者の死因の第1位は心不全で、感染症がこれに次ぎます。
悪性腫瘍は第1位ではありません。
【ポイント】
透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症が最多で、次いで慢性糸球体腎炎、腎硬化症の順です。
透析患者に対する運動療法は、身体機能・QOLの改善が期待できる重要な介入です。