正答2
解説
正解は2です。
腋窩で体温を正しく測定する手技を問う問題です。
腋窩温は、腋窩をしっかり閉じて皮膚の温度が深部に近い一定の値(平衡温)になったところを測ります。
体温計の当て方と測定条件が正確さを左右します。
【選択肢別解説】
1:× 側臥位で下になった側の腋窩は、体重による圧迫で血流が変わり、正確な値が得られません。
側臥位では上側の腋窩で測定します。
2:○ 体温計は腋窩の前下方から後上方へ向けて、約30〜45°の角度で差し込みます。
感温部が腋窩の最も深い部分(腋窩動脈に近い部分)に密着し、正確な温度が得られます。
3:× アルコール綿で拭くと、アルコールが蒸発するときに熱を奪い、皮膚温が下がってしまいます。
汗は乾いたタオルで拭き取ってから測定します。
4:× 腋窩で平衡温を得るには、10分程度の測定が必要です。
3分間では平衡温に達しません。
5:× 麻痺側は血流が低下して温度が低めに出やすいため、健側で測定します。
【ポイント】
腋窩検温は「健側・上側の腋窩」「前下方から後上方へ」「汗は乾いたタオルで拭く」「平衡温は約10分」と整理して覚えましょう。