正答5
解説
正解は5です。
精神療法には、症状の背景にある心の動きを理解して変化を促すものと、行動や身体の状態を直接変えるものがあります。
無意識的な葛藤を扱うのは、Freudが創始した精神分析の考え方です。
【選択肢別解説】
1:× 催眠療法は無意識の葛藤の洞察を目的とする療法ではありません。
催眠状態での暗示によって症状の軽減を図る療法です。
2:× 行動療法は無意識の葛藤の洞察を目的とする療法ではありません。
学習理論に基づき、不適応な行動を観察可能な行動として直接修正します。
3:× 芸術療法は無意識の葛藤の洞察を中心とする療法ではありません。
絵画、音楽、造形などの表現活動を通して、感情の表出や心の安定を図る療法です。
4:× 自律訓練法は無意識の葛藤の洞察を目的とする療法ではありません。
「手足が重い」「手足が温かい」などの言葉を心の中で繰り返し、心身をリラックスさせる自己暗示の方法です。
5:○ 精神分析療法が、無意識的な葛藤を洞察して症状を和らげようとする療法です。
自由連想法などを用いて、抑圧された感情や葛藤を意識化し、その洞察によって症状の改善を図ります。
【ポイント】
精神分析療法は洞察、行動療法は行動の修正、自律訓練法はリラクセーション、来談者中心療法は受容と共感が中心です。
療法の名称と、何を治療の手段にするかを対応させて覚えます。