正答5
解説
正解は5です。
脈拍は、動脈が皮膚の近くを走り、下に骨や硬い組織がある場所で触れやすくなります。
各動脈を触れる部位を、周囲の筋や腱との位置関係で確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 浅側頭動脈は外耳孔の後方ではなく、前方で触れます。
耳珠のすぐ前方で拍動を触れます。
2:× 総頸動脈は胸鎖乳突筋の外縁ではなく、前縁(内側縁)で触れます。
甲状軟骨の高さで、胸鎖乳突筋の前縁と気管の間を探ります。
3:× 上腕動脈は上腕二頭筋腱の外側ではなく、内側で触れます。
肘窩の付近では、上腕二頭筋腱の内側で拍動を触れ、血圧測定でも聴診器を当てる位置です。
4:× 大腿動脈は腸腰筋の外側ではありません。
鼠径靱帯の中点のやや下、大腿三角の中で、大腿神経の内側を走る位置で触れます。
5:○ 足背動脈は足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間で触れます。
足背で第1・第2中足骨の間の近位部にあたり、閉塞性動脈硬化症の評価にも使われます。
【ポイント】
大腿三角では外側から、大腿神経、大腿動脈、大腿静脈の順に並びます。
足背動脈と後脛骨動脈(内果の後方)の拍動は、下肢の血流評価の基本です。