正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
中脳は、背側から中脳蓋、被蓋、大脳脚の順に並んでいます。
被蓋と大脳脚の間には黒質があります。
【選択肢別解説】
1:× 黒質は被蓋と大脳脚との間に位置するので、正しい記述です。
ドパミンを産生する神経細胞が集まり、その変性がParkinson病の原因になります。
2:○ 皮質脊髄路が被蓋を通過するという記述は誤りです。
皮質脊髄路は、中脳では腹側の大脳脚の中央部を下行します。
被蓋には赤核や脳神経核、上行する感覚路などがあります。
3:× 中脳が上小脳脚で小脳と連絡するというのは正しい記述です。
上小脳脚は、小脳から歯状核を経て赤核や視床へ向かう出力線維の主な通り道です。
4:× 大脳脚が腹側に位置するのは正しい記述です。
大脳皮質から下行する線維が束になって通る部分です。
5:× 中脳蓋が背側に位置するのは正しい記述です。
上丘と下丘からなる四丘体があり、視覚と聴覚の反射に関わります。
【ポイント】
中脳の断面は、背側から中脳蓋、被蓋、黒質、大脳脚の順です。
上丘は視覚、下丘は聴覚の中継核と覚えておきます。