正答3
解説
正解は3です。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、効果が確実で安全性が比較的高い一方、長く使うと依存を形成しやすい薬です。
常用量でも依存が生じる点と、急な中止で離脱症状が出る点が重要です。
【選択肢別解説】
1:× ベンゾジアゼピン系睡眠薬の依存は、処方される機会の多い中高年者や高齢者にもみられます。
2:× ベンゾジアゼピン系睡眠薬では、精神依存だけでなく身体依存も形成されます。
急に中止すると離脱症状が起こります。
3:○ 長期間使った後に急に中止すると、反跳性不眠、不安、ふるえ、けいれん発作、せん妄などの離脱症状が出ることがあります。
4:× 常用量であっても、長く使い続けると依存が形成されます。
これを常用量依存(臨床用量依存)といいます。
5:× 依存を形成しやすく離脱症状も強いのは、作用時間の短い薬剤です。
作用時間の長い薬剤のほうが依存を形成しやすいのではありません。
【ポイント】
ベンゾジアゼピン系の薬を中止するときは、急にやめずに少しずつ減量します。
高齢者では、ふらつきによる転倒や、せん妄の誘発にも注意が必要です。