正答2
解説
正解は2です。
パルスオキシメーターは、指先などに光を当てて経皮的に動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定する機器です。
測定原理と、測定値に影響する条件が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 健常成人のSpO2は通常96〜99%です。
85〜90%は低酸素状態を示す値です。
2:○ 酸素と結合したヘモグロビンと結合していないヘモグロビンは、赤色光と赤外光の吸収の度合いが異なります。
この2種類の光の吸収の差から酸素飽和度を算出します。
3:× 末梢の血行障害があると拍動が十分に検出できず、測定値が不正確になります。
冷えやショック状態でも同様です。
4:× 酸素飽和度と動脈血酸素分圧の関係は、比例ではなくS字状の酸素解離曲線を描きます。
5:× プローブを装着したまま歩行中も連続して測定できます。
6分間歩行試験などで運動中の低酸素の評価に使われます。
【ポイント】
SpO2は酸素解離曲線の関係から、90%がおよそPaO2 60Torrに相当し、呼吸不全の目安になります。
体動、末梢循環不全、マニキュアなどで値が不正確になることがあります。