正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
2型糖尿病の運動療法は、食事療法とともに治療の基本ですが、代謝の状態が悪いときには行いません。
【選択肢別解説】
1:× ウォーキングなどの有酸素運動は、糖と脂肪の消費を高めます。
レジスタンス運動との併用も勧められ、記述は正しいです。
2:× 運動を続けると骨格筋での糖の取り込みが高まり、インスリン感受性が上昇します。
記述は正しいです。
3:× 運動療法だけでは十分な効果が得られにくく、食事療法との併用が基本です。
記述は正しいです。
4:○ 尿中ケトン体が陽性のときは、インスリンが不足して代謝のコントロールが悪い状態です。
運動するとかえって血糖値が上がりケトーシスが悪化するため、運動は控えます。
5:× インスリンが不足した状態で運動すると、肝臓からの糖の放出が増えて高血糖が悪化します。
十分なインスリンがあることが運動の前提で、記述は正しいです。
【ポイント】
運動を控えるべき状態は、空腹時血糖250mg/dL以上、尿ケトン体陽性、増殖網膜症、腎不全などです。
インスリンや経口薬を使う人では、運動中の低血糖にも注意します。