17 歳の女子。
高校2年生。
高校入学時、身長 158 cm、体重 55 kg であったが、 同級生に「太っている」と言われ、食事を制限して半年間に 12 kg やせた。
高校1年の秋ごろから月経が不順になり、半年前から無月経となった。
このため無月経と体重減少とを主訴に入院治療が開始されたが各種検査を受けることに抵抗感が強い。
母親は「もともと太ってなどいなかったと説得して欲しい」と希望する。
作業療法士の患者に対する治療的態度として適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
神経性やせ症が疑われる患者には、受容的態度で本人の健康観を尋ね(正答3)、全身状態の確認の必要性を伝えて臨床検査を勧める(正答5)のが適切である。
心理的問題に触れない・食事を本人任せにするのは病状を放置し、母親の希望どおり肥満でなかったと説得することは本人の認知のゆがみへの直面化や治療同盟の構築に逆行するため、いずれも適切でない。