正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
統合失調症の急性期が過ぎた後に、意欲の低下や疲れやすさが目立つ時期を精神病後抑うつ(消耗期)といいます。
この時期からの回復は、まず身体の感覚の回復として現れます。
空腹を感じる、よく眠れたと感じるなど、身体が楽になる感覚が回復の初期の指標になります。
【選択肢別解説】
1:× 億劫感は、精神病後抑うつの時期そのものに見られる症状です。
回復の指標ではありません。
2:○ 空腹感が戻ることは、身体の感覚が回復してきたことを示します。
食欲の回復は回復初期の指標です。
3:○ 熟眠感(ぐっすり眠れたという感覚)が戻ることも、回復初期の指標です。
休息がとれるようになり、心身のエネルギーが回復してきたことを示します。
4:× 疲労感は、消耗した状態で強く見られる症状です。
回復の指標ではありません。
5:× 不安感は、急性期や消耗期にも見られる症状です。
回復の初期の指標ではありません。
【ポイント】
統合失調症の回復過程では、まず睡眠、食欲、便通などの身体感覚が戻ります。
この時期の作業療法は、負担の少ない活動で休息と回復を支えることが中心です。