正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
QOL(Quality of Life:生活の質)の評価は、本人の主観的な満足感や幸福感、健康状態の受け止め方を測るものです。
ADLや認知機能など、客観的な能力を測る評価法とは区別が必要です。
【選択肢別解説】
1:× CDR(Clinical Dementia Rating)は、記憶・見当識・判断力など6項目から認知症の重症度を判定する評価法です。
QOLの評価法ではありません。
2:× FIM(Functional Independence Measure:機能的自立度評価法)は、運動13項目と認知5項目でADLの介助量を評価する尺度です。
QOLの評価法ではありません。
3:× Katzインデックスは、入浴・更衣・トイレの使用・移乗・排尿排便の自制・食事の6項目でADLの自立度を評価する尺度です。
QOLの評価法ではありません。
4:○ PGC(Philadelphia Geriatric Center)モラールスケールは、高齢者の主観的幸福感(モラール)を測定する尺度です。
主観的QOLの評価に用いられます。
5:○ SF-36(MOS 36-Item Short-Form Health Survey)は、身体機能や心の健康など8つの領域からなる健康関連QOLの尺度です。
【ポイント】
QOLの評価法にはSF-36・WHOQOL・PGCモラールスケールなどがあります。
ADLの評価法にはFIM・Barthelインデックス・Katzインデックスなどがあり、両者を区別して覚えます。