正答1
解説
正解は1です。
病態と、それに対して使う治療薬の組合せを確認します。
薬の副作用で起こる病態や、病態を悪化させる薬との混同に注意します。
【選択肢別解説】
1:○ メトトレキサートは、関節リウマチの治療の中心となる抗リウマチ薬(アンカードラッグ)です。
免疫の働きを調整して関節の炎症と破壊の進行を抑えます。
2:× ジスキネジアは、L-dopaを長く使うことで起こる副作用(不随意運動)です。
L-dopaは治療薬ではなく、ジスキネジアの原因になる薬です。
3:× 重症筋無力症の治療には、抗コリン薬ではなく抗コリンエステラーゼ薬を使います。
アセチルコリンの分解を抑えて、神経筋接合部の伝達を助けます。
4:× 前立腺肥大症は、男性ホルモンの作用で前立腺が大きくなる病態です。
男性ホルモンは悪化させるため、治療には抗男性ホルモン薬やα1遮断薬などを使います。
5:× アスピリンは血小板の働きを抑え、胃の粘膜を傷つけることもあります。
消化管出血の原因になる薬であり、治療薬ではありません。
【ポイント】
関節リウマチの治療は、メトトレキサートを中心に生物学的製剤などを組み合わせます。
重症筋無力症の治療薬は「抗コリンエステラーゼ薬」であり、名前の似た「抗コリン薬」と混同しないようにしましょう。