正答5
解説
正解は5です。
JCS(Japan coma scale)は、覚醒の程度で意識障害を3段階(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)に分け、それぞれを3つに細分する評価法です。
Ⅰは刺激しなくても覚醒している状態、Ⅱは刺激で覚醒する状態、Ⅲは刺激しても覚醒しない状態です。
【選択肢別解説】
1:× 痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと、かろうじて開眼する状態はⅡ-30です。
Ⅰ-3ではありません。
2:× 普通の呼びかけで容易に開眼する状態はⅡ-10です。
刺激がなくても開眼しているⅠ群には入りません。
3:× 開眼していて見当識障害がある状態はⅠ-2です。
Ⅰ-3はそれより重い状態です。
4:× 大きな声や体を揺さぶることで開眼する状態はⅡ-20です。
Ⅰ-3ではありません。
5:○ 開眼しているが、自分の名前や生年月日が言えない状態がⅠ-3です。
【ポイント】
JCSのⅠ群は、Ⅰ-1「だいたい清明だが今ひとつはっきりしない」、Ⅰ-2「見当識障害がある」、Ⅰ-3「名前・生年月日が言えない」です。
Ⅱ群は10・20・30、Ⅲ群は100・200・300と数字が大きいほど重症です。