正答4
解説
正解は4です。
酸化エチレンガス〈EOG〉滅菌は、熱に弱い医療器材を低温で滅菌できる方法です。
しかし、酸化エチレンは毒性があり、器材に吸着して残留します。
そのため滅菌後に、温めた空気を送り込んで残ったガスを追い出す工程が必要で、これをエアレーションといいます。
【選択肢別解説】
1:× 昇温は、滅菌に適した温度まで缶体内を温める工程です。
ガスを排出する工程ではありません。
2:× 乾燥は、滅菌後に器材の水分を除く工程で、主に高圧蒸気滅菌で行われます。
EOGを排出する工程ではありません。
3:× インターロックは、工程の途中で扉が開かないようにする安全装置です。
ガスを排出する工程ではありません。
4:○ エアレーションは、器材に残った酸化エチレンを取り除く工程です。
残留ガスによる皮膚や粘膜の障害を防ぐために行います。
5:× プレコンディショニングは、滅菌の前に器材の温度と湿度を整える前処理の工程です。
ガスを排出する工程ではありません。
【ポイント】
EOG滅菌は低温で行えますが、エアレーションに長い時間がかかる点が欠点です。
酸化エチレンは発がん性があるため、作業環境の濃度管理も必要です。