正答3
解説
正解は3です。
ウイルスは、遺伝情報である核酸と、それを包む蛋白質の殻(カプシド)からなる最も単純な病原体です。
一部のウイルスは、さらに外側に脂質二重膜のエンベロープをもちます。
ウイルスは自分で代謝や蛋白合成ができず、生きた細胞の中でのみ増殖します。
【選択肢別解説】
1:× ウイルスは細胞壁をもちません。
細胞壁は細菌や真菌がもつ構造です。
2:× ウイルスはリボソームRNAをもちません。
蛋白合成は宿主細胞のリボソームを利用して行います。
3:○ 核酸を包む蛋白質の殻をカプシドといいます。
カプシドと核酸を合わせてヌクレオカプシドと呼びます。
4:× ウイルスはゲノムとしてDNAかRNAのどちらか一方だけをもちます。
両方を同時にもつことはありません。
5:× 感染性をもつ完全なウイルス粒子はエンベロープではなく、ビリオンといいます。
エンベロープはヌクレオカプシドを包む脂質二重膜です。
【ポイント】
エンベロープをもつウイルスはアルコールなどの消毒薬で失活しやすいです。
エンベロープをもたないノロウイルスなどは消毒薬に抵抗性が高く、次亜塩素酸ナトリウムを用います。