正答2
解説
正解は2です。
図は分裂中期の細胞の模式図です。
4本のX字形の染色体が赤道面に並び、上下両端に黒い丸が1つずつあります。
黒い丸から破線が放射状に伸びて染色体につながっており、矢印はこの両極の黒い丸を指しています。
紡錘糸の起点となって両極に位置する構造は中心体です。
【選択肢別解説】
1:× 核小体はリボソームRNAを合成する核内の構造です。
分裂期には消失するため、中期の両極には存在しません。
2:○ 中心体は分裂前に複製され、分裂期には細胞の両極に移動します。
図の両極の黒い丸は、紡錘糸の起点である中心体です。
3:× 紡錘体は中心体から伸びる紡錘糸全体の構造です。
図では破線で描かれた部分に当たり、矢印の黒い丸ではありません。
4:× テロメアは染色体の末端部分です。
図ではX字形の染色体の腕の先端に当たり、両極の黒い丸ではありません。
5:× セントロメアは姉妹染色分体がくびれて接着する部分です。
図ではX字形の交差部に当たり、紡錘糸が結合する位置です。
【ポイント】
中心体は2個の中心小体からなり、分裂期には両極で紡錘体の形成を担います。
紡錘糸はセントロメアの動原体に付着し、後期に姉妹染色分体を両極へ引き離します。