正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
糖尿病の1型と2型は、高血糖の程度ではなく、成因で区別します。
1型は膵β細胞の自己免疫的破壊によるインスリン欠乏、2型はインスリン分泌低下と抵抗性が主体です。
そのため、インスリン分泌能と膵島関連自己抗体を調べる検査が分類に役立ちます。
【選択肢別解説】
1:× 血糖はどの病型でも高値になるため、病型の区別には使えません。
血糖は診断と重症度の指標です。
2:× HbA1cは過去1〜2か月の平均血糖を反映する指標です。
1型でも2型でも上昇するため、分類には役立ちません。
3:○ インスリン(あるいはCペプチド)は内因性インスリン分泌能を示します。
1型では著しく低下し、2型では保たれることが多いため、分類に有用です。
4:○ 抗GAD抗体は膵島に対する自己抗体です。
陽性であれば自己免疫性の1型糖尿病を強く示唆します。
5:× グリコアルブミンは過去約2週間の平均血糖を反映する指標です。
病型にかかわらず上昇するため、分類には使えません。
【ポイント】
血糖・HbA1c・グリコアルブミンは「どれだけ高血糖か」を見る検査です。
病型分類には「インスリンを出せるか(インスリン・Cペプチド)」と「自己免疫か(抗GAD抗体など)」を見ます。