正答3
解説
正解は3です。
磁気共鳴画像〈MRI〉は、強い磁場の中で原子核に電磁波を当てて生じる核磁気共鳴を利用します。
人体の画像化に使われる核種を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 硫黄は、生体内の量が少なく、主な同位体は核磁気共鳴の信号を出しません。
画像化の対象ではありません。
2:× 酸素の主な同位体である16Oは、核スピンをもたないため信号を出しません。
3:○ 水素の原子核(プロトン)は、水や脂肪として人体に最も多く含まれます。
核磁気共鳴の感度も高いため、MRIは水素の信号を画像化しています。
4:× 炭素の主な同位体である12Cは、核スピンをもたないため信号を出しません。
5:× 窒素は感度が低く、人体の画像化には用いません。
【ポイント】
MRIの画像は、水素原子核の密度と、T1・T2という緩和時間の違いをもとに作られます。
T2強調像では、水が多い部分が白く(高信号に)写ります。