正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
肺機能検査には、窒素(N2)の濃度変化を利用する検査があります。
これらの検査では、100%酸素を吸わせて肺内の窒素を洗い出したり、その濃度を測ったりします。
【選択肢別解説】
1:× 最大酸素摂取量は、運動負荷をかけながら呼気ガスを分析して測ります。
通常は室内の空気を吸わせて測定します。
2:× 呼気一酸化窒素濃度の測定では、一酸化窒素を含まない空気を吸った後に呼出させます。
100%酸素は使いません。
3:× 1回呼吸法の肺拡散能測定では、低濃度の一酸化炭素とヘリウムなどを含む混合ガスを吸わせます。
100%酸素ではありません。
4:○ 開放回路法による機能的残気量測定は、窒素洗い出し法です。
100%酸素を吸わせ続け、洗い出された窒素の量から機能的残気量を求めます。
5:○ 1回呼吸法によるクロージングボリューム測定では、100%酸素を1回吸わせます。
その後ゆっくり呼出させ、呼気中の窒素濃度の変化から末梢気道が閉じ始める点を求めます。
【ポイント】
100%酸素を使う検査は、窒素の洗い出しや濃度変化を見る検査です。
機能的残気量の測定には、ヘリウムを用いる閉鎖回路法もあります。