正答2
解説
正解は2です。
Geckler分類は、喀痰のGram染色標本で、扁平上皮細胞と好中球の数から検体の品質を評価する方法です。
唾液の混入が多い検体は、培養結果の信頼性が低くなります。
【選択肢別解説】
1:× 40倍では細胞が小さすぎて、扁平上皮細胞と好中球を正確に数えられません。
Geckler分類の観察倍率ではありません。
2:○ Geckler分類は100倍の弱拡大で、1視野当たりの扁平上皮細胞と好中球の数を数えます。
扁平上皮細胞が少なく好中球が多いほど、下気道由来の良質な検体と判断します。
3:× 200倍はGeckler分類で決められた倍率ではありません。
4:× 400倍では1視野が狭くなり、決められた基準で細胞数を判定できません。
5:× 1,000倍は油浸レンズで細菌の形態を観察するときの倍率です。
検体の品質評価ではなく、菌の推定に用います。
【ポイント】
Geckler分類では、好中球25個以上で扁平上皮細胞が25個未満のグループ4(10〜25個)と5(10個未満)が培養に適した検体です。
喀痰の肉眼的な評価にはMiller & Jones分類(M1・M2・P1〜P3)も用います。