正答3
解説
正解は3です。
凝固因子は主に肝臓でつくられ、因子ごとに血中半減期が大きく異なります。
半減期の違いは、肝障害やワルファリン投与のときにどの因子が先に下がるかに関わります。
【選択肢別解説】
1:× プロトロンビン(第II因子)の半減期は約3日(60〜70時間程度)です。
ビタミンK依存性因子の中で最も長いです。
2:× 第V因子の半減期は約1日(12〜36時間程度)です。
第VII因子よりも長いです。
3:○ 第VII因子の半減期は約4〜6時間で、凝固因子の中で最も短いです。
そのため肝障害やワルファリン投与の初期に最も早く低下し、プロトロンビン時間が延長します。
4:× 第IX因子の半減期は約1日(18〜24時間程度)です。
第VII因子より長いです。
5:× 第X因子の半減期は約1.5〜2日です。
第VII因子より長いです。
【ポイント】
ビタミンK依存性凝固因子はII・VII・IX・Xの4つで、半減期はVIIが最短、IIが最長です。
プロトロンビン時間は第VII因子の低下を鋭敏に反映するため、肝の合成能の指標に使われます。