正答2
解説
正解は2です。
75 g経口ブドウ糖負荷試験は、空腹時に75 gのブドウ糖を飲み、決められた時刻に血糖を測る検査です。
糖尿病が疑われるが確定できない場合や、妊娠中の耐糖能異常の評価に用います。
【選択肢別解説】
1:× 血糖の測定には、解糖を止めるフッ化ナトリウム入りの採血管で得た血漿を用います。
血清では凝固を待つ間に解糖が進み、値が低くなります。
2:○ 妊娠糖尿病は75 g経口ブドウ糖負荷試験で診断します。
空腹時・1時間値・2時間値のうち1点でも基準を超えれば妊娠糖尿病と診断します。
3:× 検査は10時間以上絶食したうえで、早朝空腹時に行います。
試験の2時間前まで飲食できるわけではありません。
4:× すでに糖尿病と診断された患者に負荷をかけると、著しい高血糖を招くおそれがあります。
診断が確定している患者には原則として行いません。
5:× 正常型・境界型・糖尿病型の判定には、空腹時値と負荷後2時間値を用います。
1時間値は判定の基準には使わず、参考として用います。
【ポイント】
糖尿病型の基準は、空腹時血糖126 mg/dL以上または負荷後2時間値200 mg/dL以上です。
妊娠糖尿病の基準値は、空腹時92・1時間値180・2時間値153 mg/dLと、別に定められている点に注意しましょう。