正答3
解説
正解は3です。
脂質は水に溶けにくいため、血漿中では蛋白質と結合して運ばれます。
多くの脂質はリポ蛋白の形で運ばれますが、一部はアルブミンと結合して運ばれます。
【選択肢別解説】
1:× ケトン体(アセト酢酸・3-ヒドロキシ酪酸・アセトン)は水溶性です。
アルブミンなどの担体と結合せずに血中を運ばれます。
2:× リン脂質はリポ蛋白の表面を構成する成分です。
アルブミンではなくリポ蛋白として運ばれます。
3:○ 遊離脂肪酸は脂肪組織から放出されたあと、アルブミンと結合して血中を運ばれます。
アルブミン1分子には複数の脂肪酸が結合できます。
4:× コレステロールはリポ蛋白、とくに低比重リポ蛋白〈LDL〉と高比重リポ蛋白〈HDL〉に含まれて運ばれます。
アルブミンとは結合しません。
5:× トリグリセライドはカイロミクロンや超低比重リポ蛋白〈VLDL〉の内部に含まれて運ばれます。
アルブミンとは結合しません。
【ポイント】
アルブミンは遊離脂肪酸のほか、非抱合型ビリルビン、カルシウム、多くの薬物を結合して運びます。
血清遊離脂肪酸は空腹やヘパリン投与で上昇しやすい点にも注意しましょう。