正答4
解説
正解は4です。
反復神経刺激検査は、末梢神経を一定の頻度で繰り返し電気刺激し、記録される複合筋活動電位の振幅の変化を見る検査です。
神経から筋への伝達が保たれているかを評価します。
【選択肢別解説】
1:× 大脳運動野の機能は、運動誘発電位や脳波などで評価します。
反復神経刺激検査では評価できません。
2:× 脊髄の機能は、体性感覚誘発電位や運動誘発電位などで評価します。
反復神経刺激検査の対象ではありません。
3:× 末梢神経の障害は、神経伝導検査で伝導速度や振幅を測定して評価します。
反復神経刺激検査の主な目的ではありません。
4:○ 重症筋無力症では低頻度刺激で振幅が次第に小さくなる漸減現象〈waning〉が見られます。
Lambert-Eaton症候群では高頻度刺激で振幅が大きくなる漸増現象〈waxing〉が見られ、いずれも神経筋接合部の障害です。
5:× 骨格筋そのものの障害は、針筋電図で評価します。
反復神経刺激検査で検出する対象ではありません。
【ポイント】
重症筋無力症はシナプス後膜のアセチルコリン受容体、Lambert-Eaton症候群はシナプス前膜のCa2+チャネルの障害です。
漸減と漸増の違いをこの部位の違いと結びつけて覚えましょう。