正答5
解説
正解は5です。
加水分解したときに大きな自由エネルギーを放出する化合物を高エネルギー化合物といいます。
代表的な化合物の放出エネルギーの大小を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ATPの末端リン酸の加水分解で放出されるエネルギーは約30.5 kJ/molです。
高エネルギー化合物の中では中間的な値です。
2:× ピロリン酸の加水分解で放出されるエネルギーは約19 kJ/molで、ATPより小さい値です。
3:× アセチルCoAはチオエステル結合をもつ高エネルギー化合物で、放出エネルギーはATPと同程度です。
ホスホエノールピルビン酸よりは小さい値です。
4:× クレアチンリン酸の放出エネルギーは約43 kJ/molで、ATPより大きいですが最大ではありません。
5:○ ホスホエノールピルビン酸の放出エネルギーは約62 kJ/molで、選択肢の中で最も大きい値です。
解糖系ではこのエネルギーでADPからATPが作られます。
【ポイント】
ホスホエノールピルビン酸、1,3-ビスホスホグリセリン酸、クレアチンリン酸はATPより高エネルギーです。
そのためこれらはADPにリン酸を渡してATPを作ることができます。