正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
ミクロショックは、心臓カテーテルなどを通じて電流が心臓に直接流れることで起こる電撃です。
約0.1mA(100µA)という、皮膚からでは感じない微小な電流でも心室細動を起こす危険があります。
【選択肢別解説】
1:× 3Pプラグは、機器の外装を保護接地するためのものです。
主にマクロショック(体表から流れる電撃)の対策で、ミクロショック対策が目的ではありません。
2:○ 等電位接地はミクロショック対策です。
患者の周りにある金属や機器の接地を1点に集め、互いの電位差をなくすことで、心臓に電流が流れるのを防ぎます。
3:× 無停電電源は、停電時にも電力を供給し続けるための設備です。
生命維持装置の停止を防ぐもので、ミクロショック対策ではありません。
4:○ CF形装着部はミクロショック対策です。
心臓に直接適用できる装着部の分類で、患者漏れ電流が正常状態で10µA以下と最も厳しく制限されています。
5:× 非接地配線方式は、絶縁変圧器を用いて地絡が起きても電源が止まらないようにする方式です。
主に停電防止とマクロショック対策が目的で、ミクロショック対策が主目的ではありません。
【ポイント】
ミクロショック対策は「等電位接地」と「CF形装着部」です。
マクロショックの閾値は約100mA、ミクロショックは約0.1mAと、1,000倍の差があります。