正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
β-ラクタム系抗菌薬は、構造にβ-ラクタム環をもつ抗菌薬です。
ペニシリン結合蛋白に結合して、細胞壁のペプチドグリカン合成を阻害します。
【選択肢別解説】
1:× コリスチンはポリペプチド系(ポリミキシン系)の抗菌薬です。
グラム陰性菌の外膜や細胞膜に作用して膜を障害します。
2:○ メロペネムはカルバペネム系の抗菌薬で、β-ラクタム系に含まれます。
広い抗菌スペクトルをもち、重症感染症に用いられます。
3:○ セフォタキシムは第三世代のセファロスポリン系抗菌薬で、β-ラクタム系に含まれます。
グラム陰性菌に強い抗菌力をもちます。
4:× シプロフロキサシンはキノロン系の抗菌薬です。
DNAジャイレースとトポイソメラーゼⅣを阻害して、核酸の合成を妨げます。
5:× クロラムフェニコールは、リボソームの50Sサブユニットに結合する抗菌薬です。
蛋白合成を阻害し、β-ラクタム環はもちません。
【ポイント】
β-ラクタム系は、ペニシリン系・セファロスポリン系・カルバペネム系・モノバクタム系です。