正答4
解説
正解は4です。
神経組織は、情報を伝える神経細胞(ニューロン)と、それを支える神経膠細胞(グリア細胞)からなります。
各細胞の働きと、中枢・末梢のどちらに存在するかを整理する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 稀突起膠細胞(オリゴデンドロサイト)はニューロンではなく、神経膠細胞です。
中枢神経系で軸索に髄鞘をつくります。
2:× 小膠細胞(ミクログリア)は末梢神経系ではなく、中枢神経系に存在します。
貪食能をもち、中枢神経系の免疫を担います。
3:× 星状膠細胞(アストロサイト)は末梢神経系ではなく、中枢神経系に存在します。
血液脳関門の形成や神経細胞の環境維持に働きます。
4:○ 樹状突起は、他のニューロンから受け取った興奮を神経細胞体に伝えます。
細胞体から枝分かれして広がり、多数のシナプスで入力を受けます。
興奮は細胞体から軸索を通って次の細胞へ送られます。
5:× ランヴィエの絞輪はシナプス間隙ではなく、有髄神経の髄鞘の切れ目です。
興奮がこの絞輪から絞輪へ跳ぶように伝わる跳躍伝導により、伝導が速くなります。
【ポイント】
中枢神経系のグリアは星状膠細胞・稀突起膠細胞・小膠細胞・上衣細胞です。
末梢神経系ではSchwann細胞が髄鞘をつくります。